チャンガラ・カフェへようこそ
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「もう15年以上前にもなるだろうか。一度グレートバリアの海を見たくてケアンズへ訪れたのは。あれから海の生物から陸上動物に進化したように、気が付けばいつの間にか内陸へ内陸へと導かれていた。それは先住民アボリジニの存在とその文化に惹かれていったことに他ならない。」 公務員在職中、約11年間にわたり先住民の歴史や文化について文献や実際に先住民コミュニティを訪問してきました。その中でも特に、彼等の生活文化と切り離すことのできない絵画について独自にリサーチを行ってきました。 |
日本のおよそ22倍に及ぶ広大な面積をもつオーストラリア。1770年、イギリス人ジェームス・クックがシドニー郊外のボタニー湾に上陸する遥か昔、およそ5万年前からドリームタイム(夢の時代)という独自の世界観を糧に、およそ500の部族と300の言語集団がかつて存在していました。文字文化を持たないアボリジニの人々は、ドリームタイムにおける神話の世界の伝承や、水のありかや野生食物のある場所など、さまざまな日常の情報や歴史文化の伝達手段として、文字に変わる砂絵や壁画により伝承してきたのです。 |
私は特に中西部を横断する半砂漠地帯に暮らす人々の描く絵画の特異性に強く惹かれました。白人入植後の1971年、それらはイギリス人美術教師であったジェフリー・バードンの指導により、西洋のアクリル絵具とキャンバスによって描かれはじめ、現在のドット・ペインティングの礎を築いたのです。 近年、その作風の特異性とユニーク性が豪州国内はもちろん、特に欧米諸国において高い評価を得ており、これまでの西洋美術の感覚にない現代的モダンアートの分野において脚光を浴びております。 |
そうした作品を紹介・提供するギャラリーと、作品を鑑賞するための空間としてカフェを併設することにより、皆様により良い鑑賞の場を提供することを目的とし起業するに至りました。 店主 大貫 賢司 |
